治療・検査

前回は頭痛の種類についてお話ししました。最終回は、治療の話です。
頭痛の治療は、痛いときに飲む薬だけではありません。片頭痛には、頭痛の回数や程度をあらかじめ減らす「予防治療」があります。月に何日も頭痛で困っている方、痛み止めが効きにくくなった方などには、予防治療をお勧めすることがあります。
予防治療は、まず毎日飲む薬から始めるのが基本です。これだけで楽になる方も多くおられます。それでも足りないときには、月に1回程度の注射という選択肢もあります。注射薬は保険適用ですが自己負担もかかりますので、効果や費用、患者さんのご希望を踏まえて、一緒に治療方法を考えていきます。
頭痛が起きた日と、そのとき飲んだ薬を、手帳やスマートフォンに書きとめておいてください。「頭痛ダイアリー」と呼ばれるもので、これがあると、頭痛の種類を見分け、薬を選ぶ大きな手がかりになります。たった1か月分でも、診察がぐっと正確になります。
診察のうえ、必要に応じてその日のうちにCT検査を行い、危険な頭痛でないことを確かめてから治療に入ります。
私の外来は、月曜日と金曜日は夜8時まで診療しています。お仕事の帰りにも、どうぞお気軽にご相談ください。
頭痛は、ただ我慢するものではありません。治療によって減らせる可能性があります。
3回にわたってお読みいただき、ありがとうございました。
執筆:院長 枝川 光太朗
(日本頭痛学会認定 頭痛専門医)
お問い合わせ:奈良東九条病院 0742-61-1118
診察日:月・木曜の午前診(9:00~12:00)
月・金曜の夜診 (18:00~20:00)
アクセス:〒630-8144 奈良市東九条町752

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